2012年5月10日木曜日

ボランティア演奏を続ける意味


平成13年、介護老人保健施設へ初めてのボランティア演奏で伺いました。
私たちの演奏(浜辺の歌)に合わせてうなるような声を聞きました。
寝たきりで会話出来ない、重度の要介護のご老人が発した声のようです。と、
職員の方が驚いていました。

  ・・・「音楽療法」という言葉は、数年後に知りました。


平成18年、「全国音楽ボランティア札幌フォーラム」に参加しました。
音楽に関する分野にこだわってボランティア活動している方たちの経験談を聞くためでした。

  『音楽を必要としているのは、ホールに来られる人達だけではない。
  だから、病院・施設に行って演奏をする。ボランティアすることによって活力をもらえるので、
  結果として得るものがある』と言う、札響の大平まゆみさんの言葉が心に残りました。

音楽ボランティアをやっていることに勝手に満足するのではなく、
音楽を聴かない人がいる(聴いているのは人口の一割にも満たないらしい)ことを知り、
音楽が大切と言うことを語るのもボランティアの役目でもあることに気づきました。

  『自主性を持った個人がそこに価値を見出して活動し、住んでいる町を活性化させる』
  『音楽ボランティアについて、“苦しい時もあるけど、楽しい時もある。
  ”私達はこれを“苦楽(くるたの)しい”と言っているんです。
  “ほわっと、緩やかに”を合言葉に活動している』・・・

どの話も印象的でした。
気張らずに長く活動していく為には大事かな。今後の活動に生かせたらと思いました。
もうひとつ、なぜボランティアをするのかを

  『ボランティアは、お金にはならないけどやりたいこと』と語った方がいました。

                       同感!!

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