2016年6月27日月曜日

実父の17回忌だったよ


25日は父の17回忌。

母とダーリンと私の三人で、お寺さんの読みあげるお経を聞き
 仏壇に手を合わせるといった、こじんまりとしたものに。

いまのダーリンの歳ぐらいで亡くなったのですが
 糖尿病を発症するまでは、和食の調理人として旨い料理を出して客を喜ばせ
 家ではお酒を浴びるダメ夫といった、昔風の職人気質のひとだった。

「1足す1は2では無い」って よく いってたっけな。
子どもの頃は、それが理解できず、父をバカにしてた。

自分が料理をするようになって何年も経ってから
 ようやく、その意味がわかるようになった。

思春期の頃から私は父を毛嫌いしていたのに、父は私の結婚式で泣いていた。
父は私のことを可愛く思っていたのだろうか。

お寺さんが法要の最後に
 「おりんを三度鳴らします」
 「一度目で仏さんの顔を思い浮かべて」
 「二度目で目を閉じで仏さんの表情を思い浮かべて」
 「三度目で仏さんへの気持ちを伝えて、祈ってください」って。

仕事人間だった父との思い出は
 深夜に寿司屋へ連れて行ってもらったことぐらい。。。

たぶん、優しいひとではあったと思うのです。
 

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