2012年9月24日月曜日

五嶋みどりがバッハを弾いた夏・2012 TV見たよ


昨夜TV番組でバイオリニストの五嶋みどりさんの特集をやってました。
何気にチャンネル回してての偶然です。


彼女が14歳の時、
タングルウッド音楽祭で「バイオリン協奏曲セレナーデ」演奏中、
弦が2回切れたにも関わらず楽団員と楽器を交換して演奏を続けた。
この時の様子を知ってる人はたくさんいると思います。


1982年に11歳でデビューし、
世界の第一線で活躍する日本人バイオリニスト。
そのみどりさんが、
今年の夏にデビュー30周年記念ツアーを行った様子が放映されました。

日本全国の寺院・神社・教会など“祈りの地”を訪れ、
バッハの名曲「無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ」を演奏するという内容。

ツアー先は、
長崎県の五島列島にある青砂ヶ浦天主堂、
京都の国宝指定され、普段は公開されていない西本願寺対面所、
世界遺産に認定された中尊寺、太宰府天満宮など、
どこも歴史があって美しい場所ばかり。

バッハの旋律がセミの声や雨の音と溶け合って、イイ感じです♪

生のクラシック音楽に触れる機会がほとんどない島の老人から幼い子どもまで、
寺院・神社・教会に響くバイオリンの音色に幸福な思いを抱いたようです ^^


みどりさんがデビューしたのは11歳だったのに、
バイオリニストとして生きていくことを決意したのは20代後半だそうです。


インタビューの中で、拒食症だった頃の話をしていました。
一般的なバイオリニストのイメージと言えば、
高価なものを身にまとい、ぜいたくな食事をする。
それが、自分の理想とする音楽家像とのギャップで悩んでいたそうです。

いかに生きるべきか・・・出した答えは、
「私は、自分の道を歩む」だった。

天才と呼ばれる音楽家でさえ、心と格闘し続けているのですね。

超絶技巧を華やかな世界で聴かせるだけでなく、
地域密着型の社会貢献活動にも積極的に取り組んでいるそうです。

みどりさんの常にコミュニティーを意識した音楽活動に、
私も影響を受けたいと思いましたよ ^^ b


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