昨日は公ちゃんとふたり
札幌 CAI02(現代アートを中心とした企画展示を行うレンタルギャラリー)で
DJEMP(ジャンベ茂呂剛伸、ピアノhajime)演奏と
写真(馬場杏輔)・映像(富田哲司)のコラボ
「アベーテロッソの解読展」を楽しんで来ましたよ ^^
アベーテ・ロッソというのはイタリアの北部の森にある赤モミの樹の名称で
ヴァイオリンの名器ストラディバリウスや
ピアノのスタンウェイなどの原材料となるそうです。
この「音楽の樹」とも言えるアベーテ・ロッソに関する
様々な逸話や名器による演奏に好奇心を膨らませ、想いをはせて作った音楽。
出来上がった音楽を聴いて撮ったという洞爺の樹林の写真。
また 音楽と写真に合わせて写真映像を編集して 映しだすという
触発し合った芸術家たちによる「音楽・写真・映像」三つの美の世界。
広くはない会場で 定員20名なのに27名いました。
アベーテロッソの解読展 - YouTube ←こんなのを見つけましたよ!
写真は演奏中の撮影はお断りのため 会場内のみですが
壁は馬場さんの大きな写真9枚で囲まれています
定員予定20名を超えての来場者で
年齢の幅は広かったなっ
ライブ中は暗転となり影や線が映し出され
音楽に合わせて波打ったり 澱んだり…
1部は茂呂くんのジャンベ太鼓のソロと映像から始まりましたが
瞬時に音の泉が沸々と湧きだして来たかのように感じ
本編へ辿り着く前に音楽の樹が迫ってくるかのようです。
洞爺の雪をかぶった樹林(壁の写真)は朝もやがかかった樹の隙間から
光がうごめき 自分がその中を浮遊しているようです。
食虫植物(ピアノ)とこれに食べられてしまう昆虫(ジャンベ)を担当する曲では
食虫植物の美しさに誘われ その中に入ってしまった虫が
足掻き苦しんでいる様子もなぜか美しいと感じてしまうほど。
映し出される曲線は 嵐の中で語り 逃げまとう何かのように感じたり
共鳴しているように感じたり。
2部では公開作曲という新しい試みの何日目かで
テーマをジャンベのテンポを変える二種類のリズムに
インスピレーションさせた音楽を載せて作って行くのですが
出来上がりは最終日のお楽しみというものです。
短時間の中で形を変えながら成長して行く様子をみて
おかわり券(2,500円)を頼もうかと心が揺れました ^^ ;
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