つい数日前に
姪っ子の書いた小説が
道新の「有島青少年文芸賞 佳作に選ばれた」と話したばかり。
でもそれより前に
演劇「三弦橋まで」でお世話になった菅村敬次郎さんから
有島武郎作「老船長の幻覚」朗読劇に出演するというメールがあり
行くことに決めていました。
なんか今月は
有島武郎(ありしま たけお)に縁があるかのようですね ^^
会場には
演劇「三弦橋まで」の時の高校演劇の大御所でもある 本山節彌さんと
苫小牧の劇団「群73」の代表を務める 鳥嶋清嗣郎さんも来てました ^^
昨日の朗読劇の演出は 森 一生さん。
老船長役は 菅村敬次郎さん。
そして
キャストの北翔舞台芸術の学生とともに上演です。
真正面の黒幕の前が舞台となります |
2011年6月 有島記念館公演
※この写真は、北翔大学舞台芸術の仲間が個人的に運営するサイトから勝手にお借りしました
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タイトルのとおり船長室で老船長が幻覚を見るという話です。
老船長にだけ見える死者が登場しますが
それが写真左側に立っているマスクをかぶった4名。
右側に登場するのが日常世界の人間たち。
死者の声にはエコーをかけて不安感を醸しだしているのです。
この作品は有島武郎(1878年生まれ)が30代の時に書いた
初めての小説らしいのですが
100年以上も前の作品なのですが
少しも古さを感じない作品だと思いました。
今回
札幌の中島公園内にある道立文学館の一室で上演したのですが
照明は8個。
舞台には机と椅子のみ。
たったこれだけのなのに
老船長の心の中の不安感が
自分にも襲い掛かって来るかのような演出で
ゾクゾクしました。
北海道を代表する小説家の作品を
こうして活躍する
少し老いた実力者が演じる。
最後に
森さんと菅村さんが有島武郎に関することと
この作品に対する思いなどを話してくれました。
昨日は
有島武郎の作品と朗読劇に
目と耳で触れることができて最高でした ^^ v
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